LAW & ORDER: SVU
始まりはチャイナタウンのマッサージ店の摘発。売春、人身売買の黒幕を突き止めようとしますが、複雑で大きな国際問題になっていきます。
冤罪を晴らすハードルはあちこちに。無実を証明する難しさ、手続きをはばむ責任者の現実・・・。ゲストはウェントワース・ミラーでした。そしてオリビアは弟サイモンと再会します。
新人捜査官キャットにとっては苦い事件でした。ほぼ同時に起こった3つの事件を捜査する、ある週末のストーリー。新人検事補カリシにとっても混乱することの多い状況でした。
争点は、未成年の生殖権(リプロダクティブ・ライツ)は認められるか。被害者は、レイプされ、中絶が認められているニューヨーク州へ逃げてきた13歳の少女です。家族と宗教もからみ、どんどん複雑化していきました。
被害者が名乗り出ることが難しい性犯罪。同性愛者の黒人男性を狙ったレイプの捜査を通して、被害者とどう向き合うかが描かれました。
つらい事件と向き合うことの大切さを、繰り返し伝えるエピソードでした。お酒を飲んでは記憶をなくし、ウソとでっちあげが得意な困った被害者でしたが・・・。
#Me Too運動で声をあげた人、ワインスタイン事件に関わった捜査担当者たちに敬意を表したエピソードでした。番組の原点にして決意表明ともいえる第1回だったと思います。そしてカリシは警察からついに転身です。