一気見してしまいました。全7回の Netflix ドラマ「ハリウッド」HOLLYWOOD、楽しかった! あらすじや感想は少しずつ書いていこうと思います。まず概要です。
舞台は1940年代のハリウッド。第二次世界大戦が終わって帰国したばかりの若い俳優や監督・脚本家たちのサクセスストーリー。
制作は「glee」「アメリカン・ホラー・ストーリー」などのライアン・マーフィとイアン・ブレナン。テンポよく思い切りよく、登場人物がみなキャラが立ってて引き込まれました。
演技はド素人のスターを夢見る青年がいれば、まじめに勉強している女優の卵やアイディアをあたため続ける脚本家志望、監督志望もいます。
対して、大映画会社にもいろんな考え方の幹部がいて、作品を作り上げるまでの四苦八苦がコメディタッチで(時にしんみりと)描かれていました。
当時のファッションも楽しいですね。
もちろん当時を再現したわけではなく、むしろおとぎ話でしょうか。
40年代版・ちょっと大人の「glee」だと思ってしまったのは、ライアン・マーフィやダレン・クリスの名前を見たからかもしれません。
若いキャストはみんなフレッシュで素敵なのですが、本日はベテラン陣からまずこの2人!
ベテラン俳優たちの怪演から目が離せません!
シェルドーン!
ジム・パーソンズはハリウッド一の大物エージェント。やな奴です。言ってることは滅茶苦茶で傲慢なんだけど結果を出すから無視できない。自分に陶酔するタイプかな。
Prepare yourselves, hayseeds. pic.twitter.com/htDjtKcwpf
— HOLLYWOOD (@hollywoodnetflx) April 26, 2020
画面に登場すると何を始めるのか一挙手一投足、目を離せません!
そしてディラン・マクダーモット!
#HollywoodNetflix
— Dylan McDermott (@DylanMcDermott) May 6, 2020
much love! Thanks for coming out!
Best fans in the world! pic.twitter.com/oRkbVv7uvb
怪しい。どこから見ても怪しさ満載の中年男です。若い頃は俳優志望、いまはガソリンスタンドのオーナー。俳優志望のジャック・カステロ(デヴィッド・コレンスウェット)を雇ったことから物語が始まります。
Let’s just say, he made a lasting impression. #KincaidKnows#NotWhistlingDixie#HollywoodNetflix
— Holland Taylor (@HollandTaylor) May 8, 2020
@DylanMcDermott pic.twitter.com/tZmMrQ4t4U
↑ は演技のシーンですが、私にとっては最初が「ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル」だったので切り替えが必要でした・・・。
他にも、芸達者な実力派ばかりで、お話自体に飽きることはありません。
夢のようなおとぎ話は全7話
とはいえ賛否両論あったようですね。ドラマとはいえ、さすがに大胆なおとぎ話なのです。
軽快なテンポで笑えるシーンも多いのですが、扱っている内容はとてもデリケート。同性愛や人種問題がテーマといっていいと思います。
ですがこの社会情勢では見る目もいっそうシビアになるというもの。何よりおとぎ話が大胆過ぎて、逆に共感できるリアリティが薄れたところは残念でした。
でもはっきりとメッセージが伝わってきますし、映画への愛に溢れています。
映画制作の裏側がたっぷり登場するのも興味深い。肩の力を抜いて、ちょっと夢の世界を楽しみたいなというときにおすすめです。
エピソード1&2はこちらから。