カノンの海外ドラマ漂流記

気ままな海外ドラマ中心のブログです。ネタバレ記事中心です。

Netflixドラマ「ハリウッド」Ep7 感想 ~ 最終回は、アカデミー賞授賞式がメインです

エピソード7(最終回)の副題は、「ハリウッドならではの結末」A HOLLYWOOD ENDING。暗礁に乗り上げた映画「メグ」でしたが、ハッピーエンドを迎えます。ハッピー過ぎて賛否両論巻き起こったのは納得。

でもゴージャスな1940年代黄金期のアカデミー賞が楽しめました。

「メグ」が無事完成。全米で大きな反響を呼びます

前回、フィルムを燃やされてしまったものの、古参のエディターが複製を保管しており公開できることになりました。戦闘開始です。

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

HOLLYWOOD(@hollywoodnetflix)がシェアした投稿 -

↑しっかりヘイズコード違反、黒人と白人の恋愛関係も描写されています。

 

エピソード冒頭は映画会社社長エース(ロブ・ライナー)のお葬式。エーススタジオでは、警備費用や貧しい黒人にも観てもらうための割引料金などさまざまな施策が話し合われます。

経営者に返り咲いたエイヴィス(パティ・ルポーン)は「敵はみんな解雇したわ。私たちはこの町の革命者になるか二度と仕事をしないかどちらかよ」と宣言。

ところで、双子の父が別人だったと分かり離婚したジャック(デヴィッド・コレンスウェット)とエース&エイヴィスの娘、クレア(サマラ・ウィーヴィング)は本気の恋人どうしに。

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Samara Weaving(@samweaving)がシェアした投稿 -

母エイヴィスとも関係をもっていたジャックは悩みますが、クレアいわく「ママは泣いてたわ。私にすべて奪われるって」←そこかい、ですね。そして「恋人なら宣伝になるとも言っていたわ」たくましいです。

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Samara Weaving(@samweaving)がシェアした投稿 -

 

映画は大成功。厳しい批判を覚悟していたのに記録を塗り替える大ヒットとなりました。肌の色に関わらず共感を呼んだとニュースになります

 

豪華なアカデミー賞授賞式が楽しい! 結果はともかく・・・

画期的な作品として、「メグ」はスタッフ・キャスト共アカデミー賞にノミネートされました!

 

ハティ・マクダニエル(クィーン・ラティファ)に「どんな批判も許しちゃいけない。授賞式では最前列に座りなさい」とアドバイスされた主演女優カミール(ローラ・ハリアー)は、人種を理由に入場を拒否する会場支配人と対決。迫力で最前列を勝ち取ります。

 

恋人どうしである脚本家アーチー(ジェレミー・ポープ)と新人俳優ロック・ハドソン(ジェイク・ピッキング)は手をつないで登場。記者やゲストからブーイングを受け、エージェントのヘンリー(ジム・パーソンズ)にも責められますが隠しません。

 

受賞ラッシュはさすがにお花畑です。が、まずはストーリーをご紹介しましょう。

 

アジア系として初めて助演女優賞を受賞したアンナ・メイ・ウォン(ミシェル・クルージ)。

「顔を黄色に塗った戯画化された東洋人でなく一人の女性を演じることができた」と声をかけてくれたレイモンド(ダレン・クリス)達に感謝を述べます。

 

助演男優賞にノミネートされたジャックは受賞は逃すも皆に向かって感謝のスピーチ、そしてクレアにプロポーズ。はしゃぎ過ぎのクレア、可愛かった!

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Samara Weaving(@samweaving)がシェアした投稿 -

 

アーチー(↓左)は脚本賞を受賞。エイヴィスの勇気に感謝し、重役ディック(ジョー・マンテロ)にキャリアを賭けて戦ってくれたとスピーチします。「どんな人生も重要だ。価値がある」ロックにキスした同性愛者ということで拍手はまばらですが、ヘンリーを含めて幾人かがしっかりと意思表示しました。

そしてレイモンド(↑中)は監督賞を受賞。

 

カミールが主演女優賞。

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Michelle Krusiec(@michellekrusiec)がシェアした投稿 -

「炭鉱で働く父が25セントの小遣いをくれる度スクリーンを夢中で見つめた」と夢が現実になった感動を語ります。テレビ、ラジオを視聴する黒人やアジア系の家族も映されました。

 

さらに作品賞まで! 

netflixドラマ「ハリウッド」オスカー像 Photo by Futuregirl

Photo by Futuregirl

ファンタジーが過ぎると批判される所以です。

「こうあるべきだった」と語るメッセージは素晴らしいです。エンターテインメントとしてのストーリーも軽妙な語り口もさすが。

だけど、チャップリンエリア・カザンもなかったことにされました。彼らを上回るクオリティが納得できないのです。ほぼオール新人キャスト&メインスタッフ。感動的なシーンは多々ありましたが

「殺人狂時代」や「紳士協定」や「大いなる遺産」を上回る出来だったのか・・・。つまりは、こうあってほしい、映画界はこうあるべきだった、というファンタジーを描いた作品でした。

が、現実に BLACK LIVES MATTER が吹き荒れた同じ時期の配信。甘い、おとぎ話じゃすまないと批判されたのも分かります

 

それでもハリウッド愛に溢れた作品だったといってよいと思います。

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Dylan McDermott(@dylan.mcdermott)がシェアした投稿 -

↑カミールとアーニー(ディラン・マクダーモット)のオフショット。

 

新しい時代に向けて、ヘンリーの映画が作られます

そしてラストはアカデミー賞から一年後。

改心したヘンリー・ウィルソンは、ディックのお葬式で(アーニーより先に!)プロデューサーとしてエイヴィスに提案を持ちかけます。

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

HOLLYWOOD(@hollywoodnetflix)がシェアした投稿 -

それは、男性どうしの純愛を描いた新作。エイヴィスにOKをもらったヘンリーは、ちょっと泣きそうに見えましたね。

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

HOLLYWOOD(@hollywoodnetflix)がシェアした投稿 -

ロックに心から謝罪し、新作「ドリームランド」の主役をオファーします。アーニーと話しながら、ガソリンスタンドを舞台にした撮影風景で終わりました。

 

納得できない部分はあれど、すがすがしい、ライアン・マーフィらしい作品だったと思います。「ドリームランド」の企画は、ミュージカル「The Boys in the Band」を思い起させますね。

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

HOLLYWOOD(@hollywoodnetflix)がシェアした投稿 -

この心意気をもったまま、フレッシュなキャストたちの次の作品を待ちたいと思います。以下は全話網羅した紹介動画です。

  

Netflix「ハリウッド」HOLLYWOOD