カノンの海外ドラマ漂流記

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ドラマ「ライン・オブ・デューティ」シーズン2 Ep2 感想 ~ 逮捕のリンジー・デントンが驚きの反撃! Netflix

シーズン2もずんずん展開していく「ライン・オブ・デューティ」。前回、証人保護プログラムの対象だった証人と警護の警官らが殺される事件が発生。

警察内部からの情報もれを調査する汚職特捜班 AC-12 は、事件で一人生き残ったデントン警部補(キーリー・ホーズ)をマークします。

 

第2話「Carly」とは、デントンが捜査中の失踪した少女カーリー・カークのことと思われます。知恵比べの前半から、迫力の面談が行われる後半へと展開します。

 

  

カーリー失踪事件を捜査するデントンとケイトに暗雲

 
 
 
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↑少々シーズン後半のネタバレ含む予告動画。

前回からさらに不気味さが増したリンジー・デントン警部補(キーリー・ホーズ)でした。エピソード前半では幾つかの伏線が同時並行して描かれますが、まずはデントン×ケイトから。

 

 

 

 

デントンは、AC-12 ケイトの潜入捜査を見破ります

無表情で目が据わっていて何を考えているか分からないデントン警部補。謎かけのように何度もケイトを試し、単に異動してきた警察官でないことを見抜いていました。

ピンチです! 

お互いに探り合いが続きました。いきなりお腹にパンチ、ケイト(ヴィッキー・マクルーア)スティーブ(マーティン・コムストン)に電話しようとしていた携帯を奪います。相変わらず激しかった。「みんな私を甘く見るのよ」というデントンが不気味です。

 

なお、失踪した少女のボーイフレンドを探していて、廃業したA&B整備工場という元自動車整備工場が浮上します。証人襲撃事件とも接点のある場所でした。

 

集中治療室の看護師ティンダールがスティーブに証言

 
 
 
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↑スティーブ&ケイトです。2枚目はデントン。

 

 

 

 

病院で証人とAC-12のジョージアが殺された事件を調べていたスティーブ。

ICUの担当看護師ティンダールがジョーという男に息子を殺すと脅されていたことを知ります。証人に近づき、警護の警官を追いやっての犯行でした。ところでティンダールは、交換台からICUへの電話のこともデントンの名前も知りませんでした。

 

AC-12は、凶悪犯罪課の刑事2人と対立

 

時々出てくる警官キャラ。縄張り意識が捜査の邪魔になるパターンです。

襲撃事件をメインで担当するコワモテで古いタイプのハーグリーブス警視正はAC-12を敵対視。その部下、美人のロジャーソン巡査部長はスティーブに便宜を図ってくれました。

 

チーフ・ドライデンは妻のスピード違反やマスコミ対応に苦戦。

 

第1話から政治的対応も担うドライデン警視監補。妻の身代わり逮捕をもみ消せない広報担当を交代させたり(新旧ともにジョーという名前の女性)、襲撃事件の解決が遅いと批判されたり。

 

●ヘイスティングス×ドライデン、証人保護プログラムを話し合う。

 

AC-12のヘイスティングス警視(エイドリアン・ダンバー)(妻と問題を抱えている)は、チーフ・ドライデンに直談判。襲撃事件と情報漏洩、両方の事件解決につながるとして証人保護の情報をゲット。皆が驚くシーンで終わります

 

2回目の面談でデントンが AC-12 の3人に反撃!

緊張感みなぎる「ライン・オブ・デューティ」名物、インタビューシーン(面談、尋問、聞き取り調査)。

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IMDbより

デントンは、病院にかけた電話のこと、車のナビ(警察の交通監視システム)を使いこなしていたことなどを今回は厳しく聞かれます。公衆電話からICUの証人襲撃を指示したのではないか、襲撃された日は渋滞がなかったにも関わらず犯人に有利な道を使ったのではないかと思われたためです。

 

病院の内線電話は追跡できないはず、緊迫していてナビを使う余裕はなかったなどと豊富な法律知識も駆使して反論します。逮捕されますが、状況証拠ばかりなのは事実

 

デントンは打ちひしがれた被害者のようだった1回目とまったく雰囲気が変わり、AC-12の3人を調査し、激しく抵抗します

(事件直後も、人が見ていない場所では首のコルセットを外すなど裏表はありました)

 

ヘイスティングス警視の財政問題

借金が多いこと、上司に報告していないこと(警官は報告義務がある)などを指摘。妻との問題はこれだったのですね。

スティーブと看護師ティンダールの関係

再訪問時に寝室で過ごしたことを調査・撮影。証人との不適切な関係は職務規定違反だそうです。

ケイトの不倫をほのめかす。

奪った携帯を調べて、特定の人との通話が多いと指摘するにとどめました。証人保護を担当していたエーカーズ巡査部長の夫とのことですね。

 

もう、執念深いのひとことです。目つきも恐ろしいこと。しかし、明らかに犯人という証拠はまだ無い。

殺された証人の資料が届き、衝撃を受けるAC-12を見て「私を拘束している場合じゃないでしょう? 私は潔白よ。分かってるはず」とスティーブに迫るデントンでした。

 

次回、証人のこと、関連する事件の背景が少しずつ見えてきます。 

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