カノンの海外ドラマ漂流記

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「エレメンタリー」シーズン7 Ep3 感想 ~ 美術品がらみの事件は意外に大がかりな展開。ホームズ×FBIも進展が

ドラマ「エレメンタリー  ホームズ&ワトソン in NY」待望のシーズン7、第3回「倉庫に眠る秘密(The Price of Admission)ネタバレ感想です。

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美術品窃盗×殺人事件、と思いきや国際的な陰謀に

 

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オープニングの音楽も戻りまして、今回から通常バージョンです。

 

事件は、美術品を保管する倉庫で責任者が殺されたというもの。

 

検査も税も逃れる外国貿易地帯でした。施設外に持ち出さなければ法は及ばないということですね。

 

それだけに、胡散臭い顧客やワケありの品物がたくさん眠っているようです。裁判所命令で顧客リストはゲットしましたが、非協力的な顧客も多いようでした。

 

しかも、殺されたバージルが狙っていたのは品物でなく情報だったもよう。防犯システムを切ったうえで物色していたとわかりました。

 

シャーロック(ジョニー・リー・ミラー)が絞り込んだのは、オーラ・スエンソン。スエンソン建設という大手企業の相続人です。

父親ハロルドのスエンソン・コレクションには盗品の古代遺物が含まれている可能性があり、ジョーン(ルーシー・リュー)は鑑定士フロレンティに話を聞きます。

 

 
 
 
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決定的な証拠は見つかりません。

しかも、盗品が発掘されたのはエチオピア、エリトリア国境付近

両国は和平に合意したばかり。スエンソン建設がエチオピアのインフラ整備で便宜を図る代わりに、盗品と思われていた古代遺物をエチオピア政府が寄付することに決まり、スエンソン・コレクションには問題なしという状況に。

 

ですが、コレクションに含まれていた古い日誌から、発掘場所で石油が発見されたことが分かります。

 

ところが状況は一変。

和平が実現すると独裁政権を維持しづらくなるエリトリアが石油を狙って和平を破棄。

情報を知った鑑定士フロレンティが共謀していた、そして証拠を握るバージルを殺すようエリトリアに働きかけたと推理したシャーロックは、友達の狙撃手にフロレンティを狙わせ脅します。

エリトリア政府が雇った警備会社の刺客だと思わせ、自供を引き出しました!

 

FBIの弱みを衝いて取り引き

 

ところでシャーロックは、FBIのNY支局長を脅して取引するという手に出ました。

 

父の賄賂を受け取っていただろうとストレートな脅し。支局長は、私が自白すれば父親もただではすまないと言いますが、親父は平気だと言うシャーロック。そうでしょうとも。

 

ただ、FBI側は、刑務所で死んだ囚人に罪が着せるというやり方でシャーロックの容疑を晴らします。

他に方法はなかったと言いますが、ジョーンが真犯人であることは変わりないと思っているようで、後々、問題にならないかちょっと気になります。

 

強引でしたが、しばらくはこれまで通りの活動ができると思っていいのでしょう。

 

~~~~~感想~~~~~

 

●シャーロックNY滞在の方法は案外シンプルな交渉でしたね。

 

ただ、エリトリアの思惑を見抜いたのもパパだったらしいので、父モーランド・ホームズ、色々と絡んできそうです。ということはモリアーティも?? 

いずれにしても、ファイナルシーズンには懐かしのキャラクターが登場することは間違いないでしょう。

 

“賄賂” ですが、偶然ではなく、シャーロックがNYに戻ると決めて頼んだのかもしれません。または、いずれこうなると思ったモーランドが狙いを定めていたのかもしれませんね。

 

●そして、マーカスはお見通し! 

ジョーンの家でプリンタを貸してほしいと入りたがるマーカス・ベル刑事(ジョン・マイケル・ヒル)。

シャーロックはきっと来ると分かってたと言ってましたね。純粋に嬉しい再会でした。

どうやったか「知るべき?」「いや」
オッケーです!

 

●そして第3話ということで、日常が戻ってきたのが嬉しかったです。

ジョーンの寝起きを邪魔するシャーロック。今回はエリトリアの国歌で起こしてました♪

 

グレッグソン警部を撃ったミヤーズ事件など気になる案件はほかにもありますが、まずは万全の態勢で戻ったよ!  というエピソードでほっとしました。

 

次回、懐かしいギャングが関係します。