カノンの海外ドラマ漂流記

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「エレメンタリー」シーズン7 Ep13 感想 ~ グランドフィナーレ、満足です!

ドラマ「エレメンタリー  ホームズ&ワトソン in NY」最終回「別れの挨拶(Their Last Bowネタバレ感想です。

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2012年から米CBSでスタート。シーズン6までは21~24話でしたが、最終2019年のシーズン7は全13話。

 

シーズン6で充分素敵にまとまったその後の展開なので、無理のない、無駄もない、そして楽しい前向きなフィナーレでした。

 

前回、ライヘンバッハと争って橋から川に落ちたホームズは死んだことになってます。


エピソードタイトルについて。コナン・ドイルの作品の原題「His Last Bow」からのようです。

 

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シャーロックの帰還→殺人事件が起こります

オーディン・ライヘンバッハの事件から3年後という設定。

 

冒頭、ジョーン・ワトソン(ルーシー・リュー)がTVのトークショーに出演するシーンから始まります。

 

ジョーンが書いた本「シャーロック・ホームズの事件簿」に関するインタビューで、番組のなかで

●オーディンの裁判が結審。数十の起訴で懲役148年
●ホームズ殺害だけ起訴見送り。他の案件を有利に進める戦略的判断だった

と分かります。

 

帰宅したジョーンをロナルド・アデアという弁護士が訪ねてきます。

用件は、ジェイミー・モリアーティが亡くなったので遺品を受け取ってほしい。相続人はシャーロックだったがすでに亡くなっているので、その相続人であるジョーンに受け取ってほしいと。

シャーロックとジョーンに対するルールは最後まで生きていたようです。

 

その夜、ジョーンはシャーロックのお墓へ行き

 
 
 
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墓石を粉砕しました! スッキリですね。思いっきりハンマーで殴りつけます。

 

その翌朝、シャーロック・ホームズ(ジョニー・リー・ミラー)、帰宅してました。第1回と同じ、モニター室です。

やっぱりジョーンが協力してシャーロックの死を偽装。最初の一年は連絡をとっていましたが、この2年間はまったく音信不通だったそうです。

 

「伝言は届いた」と言ってましたが、それは「命の危険があるときだけ」という約束でした。

 

でもモリアーティですからね。連絡は当然でしょう。

 

モーランド・ホームズ、シャーロックと続けて亡くなったとなると、モリアーティはまた元の組織を引き継いだようです。が、シャーロックは海外で多くの偽名を使い、さまざまな難事件を解決していました。

 

そこで、シャーロックは生きていると気づいたに違いない。で、使いの弁護士を送って監視していたと思われます。→つまり、モリアーティも生きている、と言う結論でした。

 

が、翌日、ジョーンを訪ねて来た使いの弁護士ロナルド・アデアが殺されて発見されます

 

ジョーンは、マーカス・ベル刑事(ジョン・マイケル・ヒル)にもグレッグソン警部(エイダン・クイン)にもシャーロックのことを話しました。オーディンは彼らの命まで脅かしていたから分かってくれた、と。

でも会うなりマーカスはシャーロックを殴りつけまして、そりゃそうだと思います。

 

アデアはモリアーティの使いではなく・・・

アデアを探って分かったことは2つ。

●ギャンブルで借金を負っていました。ジョーンを訪ねた後に大金を受け取っており、すぐに負けた相手に返していました。

ポーカーでアデアに勝ったジレンコのカードを調べたところ、チップが組み込まれていました。マフィアのギャンブル場に侵入し、イカサマの装置を仕込める組織が関わっていると分かります。

 

そこでジョーンがモリアーティの組織のエロリーに話を聞きます。シーズン6のカフェの店員でしたね。南米のギャングからモリアーティに助け出され、以来、モリアーティのために動いていた女性。モーランドVSモリアーティの休戦エピソードでした。地位が上がったようです。

 

分かったのは、アデアはジョーンを訪ねていないと嘘をついたのでエロリーが処刑したらしいということ。シャーロックに気づき、数か月前に生きていると分かったとも言いました。

 

つまり、アデアにモリアーティの使いと言わせたのは他の誰か、ということになります。

 

そしてマフィアのギャンブル場を調べたシャーロックは、相手がNSAのマクナリー捜査官だったと知ります。

 

オーディンはNSAのことは伏せていました。マクナリーは昇進し、今や外務局長。新たな権限のおかげでシャーロックが生きている可能性を知り、呼び寄せ、正式に働いてもらいたいとリクルートに来たのでした。

 

それぞれの人生をまとめます

 

このエピソードでは、アデア殺人事件と並行して、登場人物の3年間を伝える構成でした。

■シャーロックは、つらい時期を過ごした後、各国で探偵業を続けます

ジョーンには言えませんでしたが、一人フィレンツェに渡った後、つらくてクスリに手を出したそうです。

重体で病院に運ばれ目覚めたとき、ジョーンから養子が決まったと連絡を受けました。ジョーンとその息子に危険が及ばないよう連絡を絶った理由です。

 

グレッグソンに、自分が針を突きさして死んでいる姿を息子にみられたら耐えられないといっていました。

 
 
 
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その後は、バチカン、フランスやチベット、ノルウェーなどで犯罪を暴いてきました。↑は2014年頃。

 

■ジョーンは市警の顧問を続ける。養子も認められました

ようやく認められ、アーサーという男の子といっしょに暮しています。頼れるナニー、ローズはアフガン帰りの元軍人。 家を改装し、アシスタントの青年もいて仕事も順調。

 
 
 
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↑は2016年頃

 

■マーカスは昇進し、ベル警部に! 結婚してパパになりました

結局、連邦捜査局には移らず、グレッグソン警部の後を継ぎました。

 
 
 
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↑シャーロックからお祝いのプレゼントももらっていたのにね。

でもピッタリだと思います。家族は出てきませんがグレッグソン警部のオフィスも引き継ぎました。

 

■グレッグソン警部は警察を辞め、ペイジの最後の一年を過ごす

シャーロックは、ペイジのお葬式に行けなかったことをとても後悔していました。シーズン冒頭、意識不明のグレッグソン警部の病室にいったときも車椅子のペイジが迎えてくれましたね。

 
 
 
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多発性硬化症のため、グレッグソン警部との結婚を躊躇していたペイジでしたが、一緒に過ごすことができました。

 

ジョーン&アーサーのためにも海外へ行くというシャーロックにグレッグソンが話します。

世界中でただ一人、愛する女性ならここにいるだろう、と。そしてペイジと一緒に過ごした3年間は何ものにも代えがたいと言い、ジョーンのことを話しました・・・。

 

シャーロック&ジョーンのエピローグ

ジョーンはガンと診断され、すぐに化学療法を始めるつもりでした

ひと月前にしこりを採取したことをグレッグソンに聞き、言わずに行かせる気だったのかと言うシャーロックが泣けます。

私が死ぬような言い方はやめて、と言うジョーンをハグして、残る、当たり前だろうと言うシャーロックでした。

 
 
 
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さらに1年後は、お葬式のシーン

あんな女性はどこにもいない」とマクナリー捜査官が言うもんだからジョーンかと怯えてしまいますが、モリアーティでした。もちろんシャーロックは死んだと思っていません。

「俺たちと決別する気だ」と。その通りなのでしょう。(NSAの仕事はきっぱり断っていました。)

 

ジョーンは再発なしと診断されました。髪はウィッグです。シャーロックも一年間仕事を離れて付き添っていたようです。

2人で仕事を再開するため、ベル警部を訪ねるシーンで終わりました。

 

~~~~~感想~~~~~

●気持ちよく終わって良かった~!! 満足です。

楽しいドラマでしたから、救いのない終わりにはしてもらいたくなかったので。

探偵業というライフワークとパーソナルな人生の両方をきちんとまとめたファイナルシーズンだったと思います。

 

VSモリアーティのような大風呂敷の展開ではなかったけれど、(モーランドさんはつらかったけど)大小の事件のつながりはさすがのドラマでした。

 

依存症から始まり、シャーロックの再生がテーマの一つでしたから、人生を考えるうえで、愛する人との関係は鍵になります。

 

饒舌なシャーロックのセリフは最小限で、グレッグソン警部に代弁させました。最初はジョーンが、最後はシャーロックが付き添いcompanionというのもいいですね。

 

以前のシーズンでパートナーとして人生を託す、とはっきり話していましたし、誰もが望んだ納得の結末だったと思います。それだけに息子ちゃんと手術が大きなきっかけになりました。

 

そんな、2人の気持ちを描くための13話、ちょうどいい長さで楽しく見終えることができました。ハッピーになるべきドラマだったと思います♪

 
 
 
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↑パイロット版より。

 

(あ、ハンナ・グレッグソンだけは消えてしまってモヤモヤしますけど)

 

●モリアーティのことをマーカスが「サイコな元カノ」と言っていたのは笑えました。簡潔でその通りなんだけど。

 

エロリーは(思い出すのに少し時間がかかったけど)「ボスとホームズのゲームは続く」と言っていましたね。ジョーンの病状やシャーロックの行動を知ってキッパリ“決別”を決めたのでしょう。

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Wikipediaより

シーズン7では姿は見せませんでしたが、存在感の大きかったジェイミー・モリアーティこと(今作では)アイリーン・アドラー(ナタリー・ドーマー)

「THE TUDORS 背徳の王冠」アン・ブーリンや「Silk 王室弁護士」を経て、「ゲーム・オブ・スローンズ」マージェリー・タイレル役が2012(シーズン2)から。

 

「エレメンタリー」登場はシーズン1後半の2013年からでした。先にナタリー・ドーマーのキャスティングが決まり、そのイメージに合わせて脚本を作った、とどこかで読んだことがあります。ネット情報だと思うので確かではありません。

 

ホームズ作品では避けて通れないモリアーティ像。読んだのは大昔で、かじった程度ですがびっくりの展開で面白かったです。

 

●好きなシーンの一つは、シャーロックがアーサーに会うところ。

武道を始めたことを知ってちょっと嬉しそうでした。おもしろい家族になりそうです。「一緒ならそれでいい」です。

 

 

原作を読むとどんどん面白さが広がるのでしょう。今回も偽名でレストレードと自己紹介してました。↓は5分近い動画。最終回直前に公開されたこれまでのダイジェスト版です。また見直すといろんな発見がありそうです♪

 

  

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