カノンの海外ドラマ漂流記

気ままな海外ドラマ中心のブログです。ネタバレ記事中心です。

映画「SPY/スパイ」感想 ~ ひたすら明るい豪華なアクションコメディ♪

見てしまいました! 豪華キャストがひたすら真面目にお金をかけてお笑いに取り組んだ爆笑アクション巨編♪

主演メリッサ・マッカーシージュード・ロウジェイソン・ステイサムローズ・バーンボビー・カナヴェイルアリソン・ジャネイ・・・ゴージャスです!

2015年の「SPY/スパイ」ネタバレ感想。hulu配信中です💛

 

CIAの内勤事務員が現場のエージェントになって大活躍!

 

銃撃戦あり爆発シーンあり、とっても凝っていてテンポよく作られた大満足の映画でした。ワクワクしながら気楽に楽しめます。

 

CIA勤務の女性スーザン・クーパー(メリッサ・マッカーシーが主人公。

 

現場のスパイに指示を送る内勤で、冒頭から、敵や建物を監視して花形スパイのブラッドリー・ファイン(ジュード・ロウにインカムで伝えます。

 

顔を知られていないことからスパイ活動をすることになり、悪者を追いかける! というストーリー。最後はもちろんハッピーです♬

 

活動場所はパリ、ローマ、ブダペストと移動してスパイものの定番、変装も盛りだくさんで飽きません。

 

小型の核爆弾をテロリストに売ろうとしている犯罪組織を追っていたブラッドリー・ファイン。
親玉を射殺、仕返しにその娘レイナ(ローズ・バーンに殺されたようでした。

 

作戦続行のため、CIAの上司クロッカー(アリソン・ジャネイに申し出て現場に出ることになったスーザン。
レイナのビジネスパートナーと見られているデ・ルーカ(ボビー・カナヴェイルを追ううち、レイナと行動を共にすることになります。

 

CIAの元エージェント、リック・フォード(ジェイソン・ステイサムもデルーカを追っていて、行く先々で遭遇。

核爆弾を取り戻し、世界を救うことができるでしょうか??

 

クセあり登場人物が楽しい!

 

■CIA、スーザン・クーパー(メリッサ・マッカーシー

ふつうに美人なんですが、たいそうフックラとした体形で。
もともと頭が良くて身体能力も抜群。切れのあるアクションをバンバンこなすんです↓

愛嬌があって口が達者で親近感あって憎めない。
最初は冴えないおばさんに変装するのが不満でしたが、だんだんとセレブな格好をしてレイナの組織にはいりこみます。

メリッサ・マッカーシーは1970年、イリノイ州生まれ。「ゴーストバスター」(2016)の人でした! ちなみにこの作品も「ゴーストバスターズ」「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」も同じ監督ポール・フェイグ

ドラマ「ギルモア・ガールズ」にも出演の有名コメディエンヌさん。

 

■CIA、ブラッドリー・ファイン(ジュード・ロウ

始まりはジェームズ・ボンドばりのスタイリッシュなアクションシーン。一人で何十人?もの敵をバッタバッタと倒していきます。それもスーザンの誘導があってこそ。

 

組織の親玉ボヤノフを捕まえるはずが、花粉症のくしゃみで誤って射殺してしまいます。

その後、インカムでレイナに殺される音が聞こえたのですが、実はレイナの組織に二重スパイとして潜入していました!

 

ピンチの度にスーザンを助けてくれて、最後はいっしょに行動します。

スーザンが秘かに憧れている相手でもあります。当然ですね。

 

■元CIA、リック・フォード(ジェイソン・ステイサム

スーザンが抜擢されたことに怒って辞職。
今作最大のコワモテ兼ボケ役といってよいでしょう。

腕っぷしが強くて大言壮語な自信家で、格好いいアクションシーンも少々。でもたいていはこんな感じ↓

スーザンとは憎まれ口をたたき合いながら協力する羽目になります。カジノに潜入中↓

 

■犯罪組織のトップ、レイナ・ボヤノフ(ローズ・バーン

美人で冷酷非道な悪役です。スーザンが「私は父親に頼まれたボディガード」と信じ込ませたもんだから、お互いに悪態つきながら行動を共にすることになります。

 

スーザンを殺そうとしますが、なぜか憎めない天然ぷりでした。

ローズ・バーンは1979年シドニー生まれでした。ドラマ「ダメージ」、映画「X-MEN」でおなじみ。

 

■さらなる悪役、セルジオ・デ・ルーカ(ボビー・カナヴェイル

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核爆弾を売りたいレイナと買い手のテロリスト(リチャード・ブレイク)の仲介役のようで、実は最後に全部自分のものにしようとする悪役。

 

相変わらず濃くてあやしいフェロモンが半端ないです。

レイナ役ローズ・バーンとは子供もいるパートナーどうし(正式に結婚してるかどうかは不明)。楽しそうに参加してます。

最近では「ミスター・ロボット」「アイリッシュマン」。

 

さらに芸達者なキャストが揃っていまして・・・

■CIAの上司、エレイン・クロッカー(アリソン・ジャネイ

ザ・ホワイトハウス」「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」などでおなじみ、クセの強い上官役。

 

■イタリアのCIA、アルド(ピーター・セラフィノウィッチ)

女好き、ナンパ命のエージェント。最後に実は英国情報部なんだ、と紳士ぶってますが正体不明の強烈キャラ。英国の俳優・コメディアン・監督さんでほんとうに上手! 忘れられません。

 

■CIA、ナンシー(ミランダ・ハート)

スーザンの同僚で、スーザンが現場に出た後パートナーとしてサポート。やがて巻き込まれて一緒に行動することに。 

↑は敵の目をそらすため、本人役で出演の50セントをステージで押し倒したところ。ミランダ・ハートは英国出身、映画「エマ」やドラマ「コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語」に出演。

 

■CIA内部の二重スパイ、カレン・ウォーカー(モリーナ・バッカリン

デ・ルーカ側(たぶん)に寝返った美人スパイ。おかげでスーザンが窮地に追い込まれますが、ファインが助けてくれました。

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デッドプール」や「HOMELAND」「ゴッサム」などのモリーナ・バッカリン。「メンタリスト」のエリカ役が印象的でした。

 

 

さらに、監督ポール・フェイグメリッサ・マッカーシーの夫ベン・ファルコーン、ウクライナの歌手ヴェールカ・セルヂューチュカなど多彩なキャストがちょこちょこ登場するのもおかしい。50セントはパフォーマンスだけかと思ったら最後までからんできます。

 

思いっきり笑えてスッキリ爽快な作品です。ぜひ!

 

↓ちょっと長めのオフィシャルトレーラー。個人的には最後に出てくるレイナの情けないボディガード君が気に入ってます♪

 

 

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