新シーズン撮影開始の嬉しいニュースがありました❗
Hit @BBCOne daytime drama #FatherBrown has returned to filming for the ninth series this month. The new series includes a special programme to mark the 100th episode, set on New Year’s Eve: https://t.co/PQV8LANhEp pic.twitter.com/aoZJDU08Cg
— BBC Press Office (@bbcpress) June 4, 2021
ドラマ「ブラウン神父(Father Brown)」の情報です。hulu, amazon prime video 配信中。
シーズン9、本国では2022年頭に放映予定
おなじみカトリックのブラウン神父が難事件を解決する、主に1940年代後半~50年代のBBCのドラマシリーズ。
コロナで制作休止状態でしたが、無事再開されたようです。
BBC によると、全10話で放映スタートは2022年初頭の予定。大晦日が舞台の第100話記念エピソードが含まれるとか。
Daytime の放送と書かれてまして、子供も楽しめる昼間ドラマなのかな。
第100話はゴージャスな舞踏会での殺人事件
この第100話のタイトルは「The Red Death」。
1954年へのカウントダウン仮面舞踏会が舞台らしいので、エドガー・アラン・ポーの「赤死病の仮面」がモチーフ? 調べてみたら、赤死病は架空の病名だそうです。
で、このゴージャス舞踏会を開くのは、もちろんレディ・フェリシアと夫のモンティ(モンタギュー卿)伯爵夫妻。
そこで国防大臣の殺人事件が起きるらしいです!
大好きな💗レディ・フェリシアが活躍してくれるに違いない😤
“モンティ” がしっかり登場するのは初めてじゃないでしょうか。演じるのは、Alexander Hanson 。
他にゲストとしてリチャード・ディレインが国防大臣Sir Charles Hakeworth。「新米刑事ヴァランダー」のヘムベリ警視です♪
その夫人に Gemma Page。ドクター役で Caleb Frederick 、たぶん貴族の子弟役で Nicholas Audsley(イケメン君だった)、Cam Spence などなど。
きっと英国ドラマ常連のベテラン揃いと思われます。楽しみですね!
ドラマ「ブラウン神父」のスタートは2013年でした。
主演のマーク・ウィリアムズは「世界中の人と同じようにこの作品を語ることを愛しています。控えめで温かな昼間(Daytimeの放送)のドラマが100話も続き、世界的な成功を収めるなんて、誰が想像できたでしょう?」と語っています。
今や世界232以上の国&地域で放送されているそうです。
BBCの担当者は、ドラマの面白さはもちろん「シリーズのテーマは、G・K・チェスタトンの時代同様、現代に通じるものがあります」
原作は、G・K・チェスタトンの小説で、Wikipediaによると計53作品発表されているらしい。つまり、オリジナル脚本もたくさん含まれているのですね。
チェスタトンの最初の出版は1911年のようですが、ドラマでは、第二次大戦少し後の設定になっています。
カントリーサイドの風景が美しい♪
ブラウン神父は英国国教会ではなくてローマ・カトリックの神父。従軍もしました。
舞台は、コッツウォルズの架空の村ケンブルフォード。
この村が美しくて、風情があって、建物やガーデンもとっても素敵! お花やお料理、聖歌隊など村の生活がとても丁寧に描かれています。
↓セントメリー教会と牧師館は、グロスターシャー州の Blockeley という村の St. Peter, St. Paul 教会で撮影されたそうです。
↓ケンブルフォード警察署は、Moreton-in-Marsh の古い警察署でロケ。
↓いかにガーデニングを愛しているかもよく分かります。
何げなく見始めたのに、すっかりファンになりました。英国ならではの伝統的本格推理小説×カントリーサイドのストーリーが面白くて飽きません。
(イギリスはのどかな田舎でしょっちゅう事件が起きる😓)
一時期、この「ブラウン神父」と「ミステリー in パラダイス」を日替わりで見ておりました(「ミステリー~」も新シーズンの情報が少しずつ公開されてますね💛)。
凝った密室トリックでは「ミステリー in パラダイス」ですが、鋭い観察眼と推理力という意味ではブラウン神父もロングラン納得の面白さです❣
近々、紹介記事もまとめたいと思います。楽しみに待ちましょう!